特にこれといった理由はないが、どうしても仕事に行きたくない。
業務が遅延することは重々理解しているけど、今日だけは休ませてほしい…。
こんな日は誰にでもあることですが、どうやって理由作りするかが悩ましいポイントです。当日欠勤の連絡を入れるときに気になる「欠勤理由」について自然なものを紹介するとともに、休むときの注意点(解雇や人事評価など)もご紹介します。
以下3点は、いずれも無理のない当日欠勤の理由としておすすめするものです。
一番おすすめできるのは「頭痛がする」「吐き気や腹痛がある」といった理由です。
このときのポイントは、はっきりと病名を伝えない(あくまでも原因不明としておく)ことです。風邪や月経などの原因がわかるような状況だとしてしまうと、医療機関の診断書を添付するよう求められるかもしれません。
「子どもの突然のケガ・体調不良」もおすすめの欠勤理由です。
ただし、子どもがいることを会社が知っている状況しか使えません。給与支払い時の社会保険料控除の内容から子どもの有無が分かるため、この理由で休める状況は限定的です。
「家や自家用車のカギを失くしてしまい、出かけられない」というのもお勧めの理由のひとつです。
この理由が自然なのは一人暮らしの人に限り、同居家族がいる人は不自然になってしまう点に注意しましょう。家族も出払っていて連絡が取れない等、理由を自然にする工夫が必要です。
欠勤連絡がしづらい状況の背景には、職場の雰囲気や上司の性格といった“原因”が隠れていることもあります。弊社にご用命いただくケースには、こんなものもあります。
解雇は「客観的に合理的かつ社会通念上相当であると認められる場合」(労働基準法第16条)に限られています。実際に解雇についてトラブルに発展した例では、少なくとも「継続反復的に会社に迷惑をかけている状況」がないと16条の解雇事由は満たさないと判断されています。
つまり、1度~2度のズル休みで懲戒解雇になるのは通常考えられないことなのです。
休みたい日を有給休暇としてもらいたい旨を会社に伝えることはできますが、それを認めるかどうかは人事担当者の判断しだいです。
会社には「時季変更権」があり、業務上都合の悪いときは、会社の一方的な判断で有給取得時期をずらすことができるからです。
どうしても欠勤を優先したいなら、有休消化については多少譲歩するべきでしょう。
「はっきりと理由は説明できないがとにかく休みたい」という状況なら、欠勤連絡は電話代行に任せるのをおすすめします。
自分で連絡をすると、電話口の口調でウソをついていることが担当者に読み取られてしまう可能性があるからです。その時点でこそはっきりと指摘はされないものの、上層部で人事評価を低く見積もられてしまうかもしれません。
のちのち自分を追い詰めないためにも、電話のプロに休みたい理由を伝えてもらうと良いでしょう。
欠勤連絡の際にうっかり以下のような理由を使ってしまうと、後でややこしい事態となってしまいがちです。迂闊に使わないよう注意しましょう。
●「家族に不幸があった」
⇒忌引き休暇(慶弔休暇)を設けている会社の場合、故人との間柄・休む日数について詳しい聞き取りが行われてしまいます。
休暇取得証明として会葬礼状や死亡診断書などの書類を準備するよう指示されたり、香典やお悔みの手紙の送付先を聞き取られたりすると、対応に窮して大事に発展してしまう可能性は否めません。
●「家族に用事を頼まれた」
⇒家族に何らかの用事を頼まれた(お見舞いや買い物など)というのは、いささか以上に無理のある説明です。
勤務先としては「今日になって突然仕事よりも家族の用事を優先するのはなぜか」「今後も同じようなことがあるのではないか」と心配になり、説明を求めたいという気持ちになるのは当然でしょう。
どうしてもこの欠勤理由を用いるなら、きちんと作り込んでおくべきです。
欠勤したいと考える理由の多くは「仕事のストレス」ではないでしょうか。
自分であれこれと自然な欠勤理由を考えて電話することで、ますますストレスで積み重なってしまいます。
休み明けからフルパワーで仕事に励めるように、欠勤は電話代行のプロに任せましょう。 電話代行株式会社は「とりあえず会社を休みたい」という人を応援しています。
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